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[宅建試験3回目で合格]この問題だけは間違えてはいけない編 その1

今年も、7月1日から宅建試験の受付が始まっています。

筆者は昨年、3度目の正直で合格したのですが、なんだかすごく昔のような気がしています。

ご存じのとおり宅建試験は難しいのですが、とにかくひっかけ問題ばかりで、過去問をやればやるほどイラっとするというか、なんかスッキリしない日々を過ごしていたことを思い出します。

筆者は、2回目に落ちて少しした頃に、太陽ホームを引き継ぐお話をいただきました。

ですので、3回目は何がなんでも合格しなければならない、というすごいプレッシャーを感じつつ、仕事もしつつ、という充実した1年でありました。

娘も浪人して頑張っていたので、筆者も落ちるわけにはいかない、という側面もありましたしww

3回(挫折12点→ガチ34点→ガチ38点)も受けると、最初からこうしておけばよかったな、ということがたくさんあります。

今年宅建を受ける方がもしご覧になっていたら、少しでも効率よく合格に近づければいいな、と思って紹介したいと思っています。

さて、タイトルにあるとおり、正解しなければならなかった問題を間違えたのでそれをお伝えしたいと思います。


【問 16】 都市計画法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。ただし、この問において条例による特別の定めはないものとし、「都道府県知事」とは、地方自治法に基づく指定都市、中核市及び施行時特例市にあってはその長をいうものとする。
1  開発許可を申請しようとする者は、あらかじめ、開発行為に関係がある公共施設の管理者と協議し、その同意を得なければならない。
2  開発許可を受けた者は、当該許可を受ける際に申請書に記載した事項を変更しようとする場合においては、都道府県知事に届け出なければならないが、当該変更が国土交通省令で定める軽微な変更に当たるときは、届け出なくてよい。
3  開発許可を受けた者は、当該開発行為に関する工事が完了し、都道府県知事から検査済証を交付されたときは、遅滞なく、当該工事が完了した旨を公告しなければならない。
4  市街化調整区域のうち開発許可を受けた開発区域以外の区域内において、自己の居住用の住宅を新築しようとする全ての者は、当該建築が開発行為を伴わない場合であれば、都道府県知事の許可を受けなくてよい。


正解は1なのですが、筆者は4を選んでしまいました。今思えば、本当にもったいないことをしてますね。

実は、筆者は選択肢を4→1の逆順に読む方法で解いていました。

なぜなら、過去15年間の試験で、選択肢4、3が正解になる確率が1,2より明らかに高いからです。選択肢1がひっかけになっていて、正解は4とか3とかに配置されていることが多い印象があります。

ちなみに正解率は、選択肢4が27.1%、選択肢1は22.5%。5%も差があります。

分野別にみるともっと偏りがあって、面白いです。→「ざっくり宅建用語」参照

完全に暗記していたので今でも歌える、不動産大学(また紹介します)の替え歌にも

「市街1,000、調整必要、準非で3,000、他は1万!!」(調整区域はどんな場合でも知事の許可が必要!!!)

とさんざん出てきていたのに、選択肢4を読んで「開発行為を伴わない → 許可不要!!よっしゃー。」と飛びついたことを今でも鮮明に覚えています。

宅建業法の問16から解くというのが宅建試験の鉄則で、最初から幸先よく自信をもって解けたので、気分良く問17へ進みました。選択肢3~1は読んだ記憶がありません😊選択肢1から読んでいれば、おそらく1を選んでました😭

自信をもって回答した問題には印をしておいて、余った時間で読まなかった選択肢も検討する、はずだったのですが、余った時間は別の問題にこだわりすぎて、問16を見直すことはできませんでした。

そのこだわってしまった問題は問2です。次回へつづく!