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[宅建試験3回目で合格]自分の一般常識を信じることも大切編

宅建の問題には、民法の知識というより、一般常識では?と思えるようなものもたくさんあります。

今回ご紹介する問題も、ふつうに考えれば「許可なく他人の家に入ってはいけない。〇か×か?」ということを聞かれている問題でした。

民法改正のテーマの1つが「相隣関係」だったということで、このような問題が出題されたと思われます。


【問 2】 正しいものを選べ。

1 土地の所有者は、境界標の調査又は境界に関する測量等の一定の目的のために必要な範囲内で隣地を使用することができる場合であっても、住家については、その家の居住者の承諾がなければ、当該住家に立ち入ることはできない。
2 ×
3 相隣者の一人は、相隣者間で共有する障壁の高さを増すときは、他方の相隣者の承諾を得なければならない。

4 ×


正解は1です。が、筆者は「逆順法」で選択肢4から読んで、選択肢3を選び、選択肢2、1は読まずに次の問題へ進みました(ワンブースト)。

自信があるときは、選択肢を全部読まずに次の問題へ進むという手法が棚田行政書士の「ワンブースト」です。

こうやって時間を稼いで余った時間で、読まなかった選択肢を最後に検討する、という方法です。

筆者は、3回目の受験のとき、40分近く時間が余りました。

そこまでは計画どおりだったのですが、見直し始めて、問2の選択肢1を読んだときに、あれ??と思いました。

自信を持って選択肢3を選んだはずなのに、選択肢1も普通に考えれば当たり前のような気がしてきたのです。

いくら測量するって言っても、家の中まで勝手に入っちゃいけない、、、よね??

選択肢3も正しい気がする(共有なので、相手の承諾はいらない!!)のですが、時間ギリギリまで悩んだ結果、運よく選択肢1に変えることができました。

この問題に関しては、結果オーライだったのですが、見直しの時間をかなり使ってしまいました。

ということで、前回の問16は、読まずに飛ばした選択肢を検討することができず、不正解。

うーん。けっきょく、プラマイゼロってことでしょうかww